まず、バッテリーは不燃ゴミや資源ゴミに出すことはできません。知らずにゴミ捨て場に置いてしまうと、不法投棄となって罪に問われることもあるので注意しなければいけません。
さらに、バッテリーは適正処理困難物または排出危険物に指定されていることから、お住いの自治体では費用をかけても回収に応じてもらえません。本来の目的で使用できなくなった廃バッテリーは、専門業者に依頼して買取、もしくは処分してもらいましょう。
廃バッテリーの回収や買取は、以前から廃品回収業者などが対応していました。バッテリーには鉛などの再利用できる資源が含まれているため、再販目的で回収している業者はかなり前から存在していたのです。
ただし、廃品回収業者の中には悪徳業者も存在していて、再販できることを知りながら高額な回収費用を請求されるような事例も数多く確認されているため、利用するには注意が必要です。
最近では廃バッテリーを専門に買取してくれる業者も増えているので、買取を希望するならそのような業者を探して依頼することをおすすめします。
廃バッテリーは、不用品回収業者で買取してもらえる場合もあります。バッテリーを店舗に持ち込むのが面倒だという場合は、不用品回収業者を利用すれば自宅まで引取りにきてもらえます。
廃バッテリーは、バッテリーを購入したお店やカー用品店、ガソリンスタンドなどで無料で回収してもらえるケースもあります。ただし、お店によっては回収に500円程度の費用がかかることもあるので、事前に無料回収に対応してもらえることを確認してから持ち込みましょう。