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Q

カーバッテリーの買取に出す前に注意すべきこととは?

質問 これまではカーバッテリーは馴染みのガソリンスタンドなどで寿命が近づけば交換してもらっていましたが、バッテリーはカーショップなどから購入して自分で交換した方がかなり安くできることが分かり、前回から実行しています。
さらに、交換した古いバッテリーを専門の買取している業者があることも分かり、廃バッテリーがある程度溜まったら買取に出そうと思っています。
まだ廃バッテリーは1個しかないので、まだかなり先のことになると思うのですが、そのことを車好きの友人に話すと、彼の車庫にはもう相当な数の廃バッテリーが溜まっているので買取に出したいと言っていました。
質問したいのは、バッテリーを自分で交換して車庫に溜めておくにあたり、注意しなければいけないことがあるのか?ということです。
古くなったバッテリーを車から自分で取り外すときに注意すべき点があれば、それも併せて教えてください。
友人とは違って私は車にはあまり詳しくないので、良きアドバイスをどうぞよろしくお願いいたします。

yajirusi
A

バッテリーを解体することは絶対にしてはいけません

古くなった車のバッテリーを取り扱いするときに、注意すべきことはいろいろあります。
カーバッテリーは、鉛と希硫酸の化学反応により電力を発生させいることをまずは認識してください。カーバッテリーに使用されている希硫酸は、一般的な硫酸よりも濃度は薄いですが、それでも30%以上もあるため、車から取り外すときや破棄物として取り扱いする際には、くれぐれも中身がこぼれないように注意しなくてはいけません。
鉛と希硫酸の化学反応は、エンジンをかけていなければ起きないと思う方も多いと思いますが、実は車から取り外したものでも常に起き続けていて、微量の水素ガスを発生させています。
屋内で管理されているのであれば過度な心配をすることはありませんが、屋外に放置していると、タバコのポイ捨てなどで火災に発展してしまうこともあります。
また、カーバッテリーは、古くなっても電池としての能力が兼ね備えているため、電気を通す金属製品などに触れるとショートして発火する恐れがあります。
カーバッテリーは重たいので、取り扱いしやすいように解体を試みる方もおられるようですが、絶対に解体だけはしてはいけません。場合によっては爆発を起こしたり、希硫酸で火傷を負ったり最悪失明してしまったりすることもあります。

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