普通車の場合、車のバッテリーを交換、処分する時期は乗り方やメンテナンスの仕方によっても異なりますが、大体2〜3年だとされています。
多くのメーカーが補償期間をこのくらいの年数に定めていて、バッテリーの外箱に記載しています。補償年数は安全に使用できるとメーカーが判断した機関です。
ハイブリッドカーの場合も走行距離が長いほどバッテリーの容量が減るのは早くなりますが、平均では4〜5年を補償期間に設定しています。
バッテリーが消耗されてくると、エンジンのかかりが悪くなる他にも、ヘッドライトの明るさが安定しなくなるなどの症状も出るので、補償期間のタイミングでバッテリー液が減ってきているなら早めに交換することをおすすめします。
使用できなくなったバッテリーを家庭ゴミに出そうとする方も少なくないようですが、自治体では車のバッテリーを家庭ゴミに出せないように注意喚起しています。その理由は、バッテリーには有害物質が含まれていて危険物だと区別しているからです。
車のバッテリーの処理方法については各自治体で扱いが異なるため、処分できるかどうかも含めて自治体に問い合わせましょう。
自治体にバッテリーを処分してもらわなくても、バッテリーに含まれる鉛などはリサイクル資源になるため買取もしてもらえますし、買取を選択してなくても無料で回収してくれる業者はたくさんあります。
不用品の回収業者、リサイクル業者、ガソリンスタンドなど無料回収してくれるところは多いです。ただし、ガソリンスタンドやカー用品店やディラーなどのバッテリーを販売している場所では、新しいバッテリーを購入するのを無料回収の条件にしているケースがほとんどなので注意してください。