本来の目的で使用できなくなったバッテリーを買取してもらえるのは、その中に再利用できる資源が含まれているからです。バッテリーの中には鉛が含まれていて、商品相場と言う価格が存在しています。
商品相場は金の価格のように常に変動していますが、2022年11月時点では鉛には1�sあたり200円代の値がついています。携帯電話の中には金が含まれているのをご存知の方も多いと思いますが、それもあって携帯電話は使用できなくなっても金やその他の材料などを求めて買取してくれる業者がたくさん存在します。
これと同じように、中に含まれている鉛などの材料を求めて、バッテリーを専門に買取している業者がいるのです。高く買取してもらえるバッテリーは鉛を多く含むもので、トラックや重機などに使用さている大型のものほど高値が付きやすくなっています。
廃バッテリーの買取専門店はそれほど多いわけではありませんが、個人相手に1個からでも買取してくれる業者も存在しています。
まとまった数のバッテリーがあれば、出張買取してもらえるケースが多いですが、個数が少ない場合はそうはいかない場合はほとんどなので、自身で買取店まで持ち込み取引しなくてはいけません。
バッテリーをお得に処分するには、ガソリンスタンドやカーショップなどで新しいバッテリーを交換してもらえれば、大概は無料で古いバッテリーを回収してもらえます。自身でバッテリーを交換する場合も、ガソリンスタントやカーショップなど無料で引き取ってもらえるところがあります。
ただし、500円程度を徴収されることもあるので、事前に無料回収に対応していることを確認してから行動しましょう。
最後に、廃バッテリーの買取業者の中には、不法投棄などをしている悪質な業者も存在しているので、利用するときにはネットなどで評判を確認することを推奨します。