車の廃バッテリーを買取している業者は、その中に入っているリサイクル資源の鉛などを目的としているため、鉛が含まれているならトラックでもバイクでもあらゆる種類のバッテリーは買取の対象となります。
ちなみに、金や銀などのように鉛の価格も日々変動しているので、買取してもらう時期によって金額は異なりますが、1�sあたり200円程度の値をつけてもらえることを期待できます。
バッテリーが大きくなると鉛の量も増えるため、大型トラックだと高値が付きやすくなります。金と同じように鉛の需要が高くなっていることから、廃バッテリーを専門に買取する業者の数も増えているのです。
廃バッテリーを買取している業者の中には、悪徳業者も存在するので注意が必要です。優良な業者か否かを見分けるには、「一般廃棄物処理業許可」と「古物商許可」の2つの許可を持っているかの確認が必要です。
廃バッテリー買取業者の中には不用品の回収に対応しているところも多いですが、悪徳業者は回収した不用品を不法投棄することがあり、そうなると依頼した客側も罪に問われることがあるため、適当に依頼先を選ばない方がよいです。
ほとんどの自治体では廃バッテリーは特殊ゴミとして扱われるため、一般のゴミとして処分することはできません。
廃バッテリーは、ガソリンスタンドやカー用品店などで新しいバッテリーを交換する際に無料で回収してもらえます。ただし、一部の店舗では処分費用を請求されることもあるので注意が必要です。
バッテリーを自分で交換して処分する場合でも、購入したお店に持ち込めば無料で引き取ってもらえるケースが多いです。